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審査員のご紹介②

川島 麻実子 ( バレリーナ・チャイコフスキー記念東京バレエ団 プリンシパル ) ※カーニバル(全国大会)

静岡県静岡市出身。3歳よりバレエを始める。2004年、大学在学中に東京バレエ学校に入学し、スクール・パフォーマンスの『白鳥の湖』の第2幕でオデットを踊る。06年、東京バレエ団に入団。同年世界バレエフェスティバル特別プロ『白鳥の湖』で初舞台を踏む。

主な出演作はマラーホフ版『眠れる森の美女』オーロラ姫、ブルメイステル版『白鳥の湖』オデット/オディール、『ドン・キホーテの夢』キトリ、ワイノーネン版『くるみ割り人形』クララ、マカロワ版『ラ・バヤデール』ニキヤ、ガムザッティ、『ザ・カブキ』お軽、遊女、『スプリング・アンド・フォール』、『ペトルーシュカ』バレリーナ、エック版『カルメン』女性たち、ノイマイヤー版『ロミオとジュリエット』ロザリンデ、ルチアーナ、キリアン振付『ドリーム・タイム』『小さな死』、フォーサイス振付『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』、ロビンス振付『イン・ザ・ナイト』、ローランプティ振付『アルルの女』ヴィヴェット、アシュトン振付『真夏の世の夢』タイターニア、バランシン振付『セレナーデ』など。

堀江 政生(朝日放送テレビ・ゼネラルアナウンサー)※大阪大会 11/4

1963年東京生まれ。長らく報道番組に携わり、2004年から4年半、夕方のニュース情報番組「ムーブ!」の総合司会を担当。朝日新聞政治部記者を経験した後、アナウンス部に戻り、ラジオ番組やナレーション業務を中心に活動。現在、「堀江政生のザ・シンフォニーホールアワー(ABCラジオ・日曜 朝 7:05~)」放送中。ピアノ調律師の仕事ぶりを取材したラジオ番組「調律師という芸術家~最高の音楽を作る究極のピアノ調律~」(2012年12月放送、56分)を企画し、取材、出演。この番組で日本民間放送連盟 最優秀賞、ギャラクシー選奨、放送文化基金優秀賞を受賞する。また、クラシックや吹奏楽のコンサートの司会をする機会が多く、大阪音楽大学大学院にて「MC」の講座を持っている。

芹澤 佳司 (ピアニスト) ※大阪大会

東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程を修了。大学院在学中にロームミュージック財団より奨学金を受け、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。第3回ABC新人コンサートで最優秀賞を受賞。第41回マリアカナルス国際コンクール第2位入賞。第2回プロコフィエフ国際コンクール第2位入賞。併せて、コンチェルト賞を含む2つの特別賞を受賞。1999年、NHK・FMリサイタル出演。2000年プロコフィエフ国際音楽祭とプロコフィエフ・ユース国際コンクール(サンクト・ペテルブルグ)、2003年第2回サンクト・ペテルブルグ国際ピアノ音楽祭に、演奏者、審査員として招かれる。ソロリサイタル、室内楽の他、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、スロバキア・ゾリステン、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(ノルウェー)などとも共演し、好評を博している。2003年より作曲家シリーズ(全10回)として、プロコフィエフ(2003)、バルトーク(2005)、ブラームス(2006)、ベートーヴェン(2007)、リスト(2008)、シューマン(2010)、シューベルト(2011)、ショパン(2014)の作品を取り上げ、好評を博す。またピアニストの芹澤文美氏と2004年、2005年、2006年、2010年、2014年、2016年に連弾、2台ピアノ等デュオリサイタルを行う。2010年より兵庫県音楽活動推進会議の一員として、フェニックスコンサート(音楽のフルコース)に出演している。2004年にプロコフィエフの世界、2016年にZwei Klaviere ~芹澤文美 芹澤佳司 2台ピアノによる響宴~ のCDをリリース。演奏活動の他には、全日本学生音楽コンクール、ピティナピアノコンペティション、ショパン国際ピアノコンクールin ASIAなど多くのコンクール審査に携わる。これまでに、高橋八代、前田瓔子、辛島輝治、R・ケーラー、O・マイセンベルグ、M・クリストの各氏に師事。2005年度大阪文化祭賞奨励賞、2011年度神戸市文化奨励賞受賞。現在、大阪音楽大学大学院ピアノ研究室主任教授、大阪音楽大学ピアノ演奏家特別コースチーフ、大阪音楽大学付属音楽院進学コース実技主任。日本ピアノ教育連盟、日本演奏連盟、全日本ピアノ指導者協会、神戸音楽家協会、日本ドイツリート協会、兵庫県音楽活動推進会議、神戸芸術文化会議各会員。

田中 美江(ピアニスト)※福岡大会

福岡市出身。1977年に桐朋学園大学音楽学部卒業、旧西ドイツ国立デットモルト音楽大学で研鑽をつみ、1982年に首席で卒業。その間、中村順子、故末永博子、徳丸聰子、故斎藤秀雄、故F・W・シュヌア 各氏に師事。第20回全日本学生音楽コンクール(西部大会)第1位、第1回ブラームス国際音楽コンクール(二重奏部門)で最優秀賞受賞。1983年に帰国後はミュージックステーション福岡を主宰し、福岡を中心に活発な演奏や教育音楽活動を行う。数多くの共演者の中でも、チェリスト秋津智承氏とのデュオ活動は長く、その活動の成果としてCD「ラテンの夜、あうんの二人」をリリースした。またピアニストの桐朋学園大学名誉教授徳丸聰子氏の演奏によるCD「フォーレ作品集」では連弾のパートナーとして共演するなど、各演奏者からの信頼は厚い。近年では、「楽興の時室内楽セミナー」においてNHK交響楽団第一コンサートマスター篠崎史紀氏と講師を務めるなど、後進のアンサンブル指導にあたりながらも全国各地のコンクールの審査及びコンサート企画にも力を注いでいる。新しい芸術分野としてはソプラノの小野弥生氏、画家の保坂真紀氏と共に「Art Musica(アートムジカ)」を結成し、音楽と絵画を融合させたそれらの作品群は幅広い年齢層に支持されており、全国で活動を展開し、その公演数は350回を数える。現在は純真短期大学教授。

岡原 慎也(ピアニスト)※大阪大会・福岡大会・東京大会・カーニバル(全国大会)

全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第一位。東京芸術大学音楽学部付属高校を経て東京芸術大学に入学、在学中より演奏活動を始める。同大学卒業後、ドイツに留学。ベルリン芸術大学、ミュンヘン音楽大学マスタークラスにおいて研鑽を積み、FM放送に出演等、ドイツ各地で演奏をする。帰国後、ベートーベンのピアノソナタ全曲演奏や各地でのリサイタル、コンチェルト等で高評を博す一方、シューベルトやヴォルフの歌曲の全曲演奏など、ドイツ歌曲や室内楽のパートナーとしても精力的な活動を展開し、1994年にはヘルマン・プライ、そして95年にはテオ・アダムと共演を果たし、NHK芸術劇場で放映される。1996年にはディートリヒ・ヘンシェルの初来日公演を自らプロデュースし、翌97年のシューベルトイヤー、99年のR.シュトラウスイヤーの全国ツアーを成功させる。その活動は国内のみにとどまらず、チェスキー・クルムロフ音楽祭、リヒャルト・シュトラウス音楽祭、そしてグラン・カナリア音楽祭などに招待され、ソリスト、歌曲のパートナー、室内楽奏者として幅広く活動している。また、2006年春にはチェコにおいて指揮者としてもデビュー、ウィーンフィルの主力メンバーからなるシュトイデ・カルテットとザルツブルグ、ウィーン、大阪でのツアーも成功させる。また、ヘンシェル、同じくバリトンのシュテファン・ゲンツ、チェコのマルティヌー・カルテットなど、国内外で共演を重ねる海外アーティストも多い。ヘンシェル、ヘルムート・ドイチュらと隔年で開催する「ドイツ歌曲解釈の夏期講習」はドイツ、日本で計8回開催され、多くの若い音楽家たちが巣立っている。1993年京都音楽賞、96年大阪文化祭賞本賞、そして2001年には音楽クリティッククラブ賞、2012年には平成23年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。これまでに20枚以上のCDがリリースされている。現在、大阪音楽大学大学院音楽研究科長およびピアノ部会主任教授。日本ドイツリート協会会長。

【 写真 】上段左より:川島麻実子・堀江政生・芹澤佳司 / 下段左より:田中美江・岡原慎也

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